医療法人社団 貴歯会 むろき歯科医院
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Vol.76 2008年 抱負
2008/01/08

新年あけまして、おめでとうございます。
2008年始まりましたね。歳をとるにつれて、月日の経つのが早く感じるとは多くの方が口にしますが本当にそのとおりだと思います。しかしふと思ったのですが、一日の24時間をそして一年の365日を地球の自転や公転を基準に決めているとしたら、もし地球の自転や公転が少しずつ速くなっていたならば感覚的な思い過ごしでなく本当に月日の経つのが早くなっているかもしれません。自立して時を刻んでいるように思えるクオーツ時計も地球の自転・公転が速くなればつられて早くなるものであったなら・・・
ま、根拠のない妄想はさておき年始ですから今年の抱負を語ってみようと思います。
昨年私は二人の人物に感動させられました。いずれも私とそう年齢の違わない3〜4歳年上の男性です。一人は洋服やさん、一人は中古車やさんでいずれも店長さんです。どちらの方もカリスマ的なものをもちあわせ、県外からもお店というよりその店長さんを訪ねてお客さんが来られます。その二方のお客に対する対応の素晴らしさに心を奪われました。一方は昨年本も出されたため、早速買って読破しました。
この方々の対応を接客という言葉では表現したくないと感じるのです。接客というと、お客様に接すると書き、そこに既に主従関係が感じられてしまいませんか?そういう立場の違いを感じさせない対応をしてくださる二方は本当に感銘をうけます。そしてふたりとも確固たる揺るぎ無い商品の勧め方をします。自信に満ちているんですね、それは作られたものでなく心のそこから生まれるものです。今年の私の抱負として、接客という言葉とちがう心のこもった揺るぎの無いいい治療、応対をしていく事を目標としたいと思います。


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Vol.77 治療方針は患者さんが決めるのでなく・・・?
2008/01/22

歯科治療の一番大事なものは、診断と治療計画だと思っています。
つまり、医師は患者さんのお口の現状がどうなっているかを的確に把握し、その患者さんにはどのような治療や対策をするのがいいのかを選択します。
しかしインフォームドコンセントということが叫ばれて、“当院は考えられる複数の治療の選択肢を提示し、どれにするかは患者様本人に決めてもらいます”
という内容を耳にすることが多くなってきました。もし今までの歯科治療が患者さんの利益より歯科医師の利益の方が優先されていたのならばそれは喜ばしい進歩といえるでしょうが、患者さんは提示された治療の選択肢を本当に自分にあったものを選べているでしょうか?患者さん本人が本当に自分に合った治療法を自分で選ぶことが出来るでしょうか?正直治療方針はプロフェッショナルな歯科医師のほうが遥かに多くの事を想定して選択できると思います。
数ある治療の選択肢は平等にオススメでしょうか?決してそんなことは無いと思います。私は殆んどの場合、これはこのように治療するともっとよく噛めるようになる、キレイに出来るというような積極的な治療や、これは治療しても効果が望めそうにないので時間や費用をかけていろいろやるよりしばらく歯を清潔にして様子を見ていたほうがいいだろうなど、こうするのが私のオススメだ、という方針が浮かんできます。それは私には全ての治療方法を選んだ後の結末が頭にイメージできるからです。しかし患者さんは全ての治療方法の結末を正確にイメージすることが出来るでしょうか? 治療直後も当然ですが、5年後、10年後の事も可及的にイメージできるでしょうか?NOだと思います。結果患者自身の希望的観測を踏まえて治療方針を選択してしまうことが多分にあるように思います。
やはり、歯科医師としては患者さんの要望をお聞きしたら、それを最大限反映出来る治療方針を考えてあげることが一番の使命の様に感じるようになってきました。そしてこの治療方針こそ、一人ひとりの歯科医師において大きく違うものです。語弊が無いように言わなくてはいけませんが、治療方針は私が最後その患者さんにあったものを選んであげたいように思います。
患者さんの希望を聞いたら、それに最も適した治療を考えて提案させていただく、この事を研ぎ澄ませて行くことが患者さんの為になる医師の使命だと感じる今日この頃です。


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Vol.78 新潟県7年連続日本一
2008/02/08

新潟県の12歳児の虫歯数の少なさは7年連続日本1位だそうです。
それは県の先行地区では1991年から、その後1995年からはほぼ全域の保育園、幼稚園、小学校、中学校でフッ素洗口が始まったからと考えられます。当時の12歳児の虫歯数は平均3〜4本だったものが、現在ほぼ0.5本になっているそうです。
更に言うならほぼ全員がカリエスフリー(虫歯ゼロ)であり、たまに虫歯のある子は転校生だというのです!
まさにフッ素のお陰と考えざるを得ないでしょう。
 虫歯予防には、“ちゃんと歯磨きをしなさい!”という指導は少しプライオリティーが下がるというのが実情ではないでしょうか。
Vol.68〜69 新・虫歯予防で述べさせていただいたABCDで、歯磨きの良し悪しを4番目とし、歯を強くする、つまりフッ素を塗るという事を2番目とした事と話が合致しますね!

これからはお母様方は、お子様に虫歯が出来た際に、
“ほら、ちゃんと磨かないから!”ではなく、
“ほら、ちゃんとフッ素しないから!”が正しいのかもしれません。


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Vol.79 うまいもんや、四川中華のご紹介、ゴールデンドラゴンさん
2007/12/11
ゴールデンドラゴン
   

最近かたい話題が続いた後には、食べ物ネタの話題を♪
当院から徒歩3分くらいのところにある四川中華料理屋、“ゴールデンドラゴン”さんのご紹介です。
当院が開業してまもなくして出来たお店で、早お付き合いは8〜9年くらいなりますでしょうか。
四川中華料理のこのお店は、ランチに週に一度くらいのペースで通ってしまうお店です。
基本的に何でもおいしいのですが、特にこのお店でしか食べられないような変り種として、汁の無いどろっとしたゴマ味噌が非常に濃厚なタンタン麺や、ランチで1000円ポッキリだというのに非常におおきいふかひれののったふかひれラーメンなどはこのお値段では絶対他で食べれらないというメニューです♪
 普段のランチにも使わせていただいていますし、忘年会などにも利用させていただいてお世話になっています。
小さい子供を連れて行っても大丈夫なお店で、本格的な四川が家族で楽しめるお店としておすすめですよ!
ちなみにゴールデンドラゴンの名前の由来は、前のオーナーが大の犬好きでゴールデンレトリバーを飼っていたことと、たつ年生まれであったことから名付けられたと、笑いながら言われていました。
名付けのオーナーさんは数年前に経営から手を引かれましたが、コックさんやスタッフさんが代わらず引き継がれ、アットホームな感じでされているお店です。

*写真は話題にさせていただいたふかひれラーメン


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Vol.80 環境ホルモン、その後
2008/02/25
今日の話題は“環境ホルモン“
少し懐かしい響きの言葉ではありませんか?
1998年、当時の環境庁が“SPEED98“ という研究プロジェクトを立ち上げ、マスコミも一斉に“ 環境ホルモン”という言葉で危機を伝えたときから今年で早10年が経ちます。最近この話題をフリーペーパーで目にしたのでここでも話題にしてみたいと思います。環境ホルモンの代表的な問題として、オスがメス化してしまい、種の保存が難しくなっていくのではないか!?
生物の体内でホルモンのように作用し、生殖機能などをかく乱する物質があると伝えられた物質のその後の調査結果は、ヒトなどの哺乳類に対する明確な悪影響は現時点では確認されていないのが結論だそうです。
TBT(トリブチルスズ)という物質の影響でメスの巻貝にオスのペニスが出来てしまうという現象が世界で報告され、それをきっかけにその他の物質の影響も大いに懸念されましたが、今のところはまだヒトへの影響があるとは言えない、わからないというのが実際。
歯科に関しては、BISフェノールAという物質が環境ホルモンとして作用していると考えられ、それに近似した化学式をもつBIS-GMAという物質が虫歯を削ったあとに詰める樹脂の材料に含まれているという事で、歯科材料も環境ホルモンのひとつと考えられました。やはり新しい分野であったためその後の報告はいろいろ議論を呼び、環境ホルモンのBISフェノールAと歯科材料のBIS-GMAは化学式が近似しているが似て非なる物質だとの議論もありましたが、分析能力が上がって歯科材料の樹脂にもBISフェノールAそのものも含まれているとの検査結果が出てきて議論は更に白熱しました。
そして更にその後の研究の結果、詰め物をした直後の唾液中に含まれるBISフェノールAの濃度が1日許容摂取量に比べて、遥かに少ない事から、影響は無視できるであろうとの一応の決着をみました。体内に入っても蓄積性が無く、排出される事も影響を無視してよいと考えられる理由のひとつです。
10年の研究スパンが長いか短いか、答えはありません。次の10年後、やはり環境ホルモンの問題は深刻だと調査結果が出るかもしれません。
しかしこうしていろいろな危機を化学的に分析しながら回避しようとする(100%回避出来てるわけでは無いでしょうが)人間という動物は今後様々な危機を英知を絞って乗り越えていくのでしょうかね。
旬な時には必要以上に過敏に心配してしまう話題も、時間が経つと深い議論の末冷静に捉えられることもあります。
忘れ去られつつある“ 環境ホルモン”の 話題を10年の研究の後掘り返してみた話題でした。


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