医療法人社団 貴歯会 むろき歯科医院
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Vol.66 骨造成講習会
2007/09/03

日曜日に鶴見大学でインプラント治療の為の骨造成を学ぶ講習会に参加してまいりました。歯科ではインプラント治療というものを、それを必要としておられる患者さんにいかに適応を広げていけるかということはひとつの大きなテーマです。現在はインプラント治療を希望される方でも、適応外でお断りさせていただかなくてはいけないことがあるのです。
まず簡単にインプラントの説明をさせていただくと、歯が抜けてしまった際に顎の骨の中にチタン製のものを歯の根っこ代わりに埋め込んで、それに歯を装着し噛めるように治療する方法です。従来のどの方法よりもしっかり噛めて違和感も無くてよい方法ですが、残念ながら歯周病が重症化したりして顎の骨が必要量よりやせてしまっているとその治療ができません。
そこで諦めずに骨を増やしてインプラント治療を行えるようにしようとするわけですが、様々な方法が試されています。今回学んだ方法も初めて行われたのは10年以上前にさかのぼりますが、やはり初めは希望通りに骨が増えない、増やしたはずの骨が解けてなくなってしまうという問題があり、スグには当院でも導入しませんでした。しかし試行錯誤を繰り返し問題点がクリアーになり、それを避けるための技術が導入され一定の成果が上がるようになりました。今後はスタンダードとして定着するであろう術式になったといえるでしょう。新しい技術は必ずしも次の世代に残っていくものではありません。どちらかといえば消えていくものの方が多いでしょう。今回その新しいそのテクニックを本物の豚の顎を使って訓練する講習会で、非常に有意義なものでした。皆様にこういった新しい技術はさまざまな試行錯誤を経て、一定の評価が下されてから導入されていくのです。当院でもさっそく今月より導入していきます。


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Vol.67 自転車通勤1000km
2007/09/28

昨年11月に自転車通勤を始めて以来、その総走行距離がやっと1000kmに達しました。
・・・でも10ヶ月で1000kmはちょっと距離が少ないですね、サボり気味?
実際雨の日は車で通勤していますし、今年の夏は暑さにやられしっかりサボりました。しかし自転車通勤した後は体調がいいです! アップダウンの多い道中は往復で約400kカロリーの消費と自転車のメーターでは出ています。
結構ハードな運動をしているようで、思ったより消費カロリーは少ないんですね。ただ、このカロリー消費は自転車に取り付けられているスピードメーターがどうやらスピードと距離だけを元に計算しているらしく、上り坂でスピードが落ちてしまうと、実際は苦労して坂を上っているのに消費カロリーの増え具合は減ってしまいます(笑)きっと消費カロリーはもっと多いのでは?っと都合よく思うことにしています。
さて、経済的観点からこの1000kmをみてみると、私の通勤車は平均燃費約8km/lです。そしてハイオクガソリン145円で計算し、ガソリン代いくら節約したかで計算してみると
1000km÷8km/l×145円=18125円
ということです。これを年間に直すと、
18125円÷10ヶ月×12ヶ月で21750円です。
では、自転車が約8万円しましたので、ガソリン代だけで元を取るのにどのくらいに期間がかかるかというと、
80000円÷21750円/年≒3.67年でした!
自転車が3.67年前に廃車にならないよう、これからも大事に乗っていきます♪


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Vol.68 新・虫歯予防
2007/10/01

臨床では患者さんにこんなことを言われることがあります。
“私は時間をかけて本当によく歯を磨いていると思うんですが、しょっちゅうどっかの歯が悪くなって治療を受けなくてはならなくなるの、でも私の旦那は1分くらいしか磨かないのに、全然虫歯にならないわ、どうしてかしら?”
 どうしてでしょう?
皆さんがよく信じている事のひとつに、磨き方がわるいからじゃないの?
一理あるでしょうが、しかし真実はちょっと違うところにあると感じます。従来からの歯科医師という立場を第一に虫歯予防を指導するとなると、
@ よく歯をみがきなさい。
A 甘いものをとりすぎず、かたいもの、繊維質のものをよくかんで食べましょう。
B 歯科医院で定期健診をうけなさい。

大体皆さんが想像つくとおりではないでしょうか?
しかしこれでは最初に述べた患者さんの旦那さん、あまり歯を磨かないのに虫歯にならないとちょっとつじつまが合いませんね! 磨かないのに虫歯にならない人がいたり、よく磨くのに悪くなる人が居るのは単に磨き方だけ?

虫歯治療の際、歯を削りますが、削る歯科医師にしか分からないであろう事、虫歯の多い方は歯が柔らかく、少ない方は歯が硬い!
これは紛れも無く存在する傾向です。分かりやすい言葉にすると、歯の質の良し悪しです。
実は虫歯が多いか少ないかは歯磨きをよくするかしないかより、歯の質の違いの方が大きいように思います。その他の要素では口の中に存在する菌の種類がよいか悪いか、唾液の殺菌力や緩衝作用という虫歯を防ぐ性質が高い低いか、かたいもの、繊維質のものをよくかんで食べているか、生活のリズムが正しいかどうか等など。
科学的に重要な要素に順位をつけることは不可能だと思いますが、私が重要だと思うことを主観的に述べてみると、
A お口の中の細菌の種類の良し悪し
B 歯の質の良し悪し
C かかる歯科医院の良し悪し(笑)
D 磨き方の良し悪し

こんな順番ではないでしょうか。
歯医者に行くと、何かにつけて歯磨きを指導されると思いますが、私が感じる順位は上のとおりです。よって、歯磨きを頑張るだけでは効果的に虫歯予防にならなかったわけなんですね!
では、次にこの従来の指導@〜Bの問題点を指摘し、対策を考えてみたいと思います。


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Vol.69 続・新虫歯(含む歯周病)予防
2007/10/19

前回でお話した従来通りの歯科指導を改め、効果的な新しい虫歯(含む歯周病)予防を前述のABCDに従って述べると、
A お口の中の細菌の種類をよくしよう
お口の中に細菌がいても、悪さをしない種類のものが多ければ、歯磨きがおろそかになっても虫歯になりにくくなります。その為に気をつけるのは小さい子供のうち(5歳くらいまで)にお口の中の菌の種類が決まるといわれているので、お子様はそれまでなるべくお母さん自身がご自分の歯磨きを頑張ってください。実はお子様のお口の中の菌は多くがお母さんと同じDNAを持った菌であることがわかっている、つまり殆んどお母さんから細菌が移されているというのです。お母さんのお口がきれいな子は虫歯が少ないのは統計で出ています。では、大人の方はどうしましょう!? 最近発売された乳酸菌を利用するのもよいのではないでしょうか。LS1という乳酸菌が虫歯や歯周病を予防すると考えられ、最近発売されました。口の中で悪さをしない菌を増やし、虫歯や歯周病を起こす菌の増殖を抑えます。我が家でも子供達に与えていますが、今までのアプローチと全く違うものであるため、効果の程はまだ未知数であるのも事実ですが、これからの歯科疾患予防の柱になるかもしれません。

B 歯の質をよくしよう。
日本人は一般的に言ってもカルシウムが不足しています。では、カルシウムを積極的に摂取すると歯は強くなるのでしょうか?
実はまだこのことははっきりと科学的には証明されていないのです。その逆に時々耳にする、女性は出産によってこどもにカルシウムが取られ、歯がもろくなる、と言う事も実は科学的には証明されていません、というかそれに関しては迷信であろうといわれています。つわりにより歯磨きがおろそかになったり、永久歯が生えそろって永久歯に虫歯が出来始めて丁度重症化し、痛みが出てくるのが(永久歯の虫歯の進行には数年かかることがほとんど)女性の初産のころにたまたま重なっていたからそういわれていたのだろうとの考え方が最近支配的です。
科学的に証明されている歯を強くする方法はフッ素を塗ることです。よって歯科医院で定期的にフッ素を塗り、普段の歯磨きでもフッ素入りのものを使う(今や市販品の歯磨き粉は殆んどのものにフッ素が入っているようになりました)ということは、重要ではないでしょうか。

C かかる歯科医院をちゃんと選びましょう。
これはあまり声を大にして言いにくいことですが、大事なことです。予防歯科的考え方をしていない歯科医院は残念ながらまだまだあります。これは医療保険制度にも大いに問題があり、ある意味予防歯科的に経営すると保険診療では経営的に採算が全く取れないことが問題です。もし、保険治療に予防的考え方が導入されれば日本の歯科医療は非常によくなるはずですが。残念ながら国は財源がないとの事でまだまだ予防歯科は急には広がらないのではないでしょうか。患者さん一人ひとりがよく歯科医院を選ぶことが重要です。

D 磨き方の良し悪し
私はこの事を4番目に持ってきました。
磨き方について重要度が一番先に来なかったのは、完璧に出来るはずは無いと実は私自身が考えているからです。また、世界には歯磨きをしない人種の人々で歯科疾患にかからない人たちが居ることも、歯磨きだけが唯一の歯科疾患の予防ではないことの証明になっています。先ほど述べたように菌の種類や歯の質の方が先に来るのです。
しかし、日本人の食生活や生活リズムで考えると、歯磨きが必要であることは間違いありません。
ちゃんとしっかり磨くのは一日のうち一度で結構です。後の2回は、少々雑でも気にし過ぎなくて結構です。しかし一度はしっかり磨いてください。そして歯ブラシの角度が何度、ここはこういう向きに毛先をあてて、などは確かに意味が無いわけではありませんが、細かい歯ブラシの当てる角度を覚えるよりも、まずはデンタルフロスを歯と歯の全部の間に通すということの方がはるかに大事に私は思います。歯の表から見えている面にあまり虫歯は出来ません。食事の自浄作用といって、食事をした時に食べ物が歯をこすり、、ほっぺたや舌で触られているうちに多くの汚れが落ちています。重要なのは歯と歯の間。これは毛先の角度を考えるよりデンタルフロスを入れるほうがはるかに効率的に取るべき汚れが取れます。歯ブラシの当て方などは上級者になってから、まず多くの方にデンタルフロスを使う癖をつけることをお勧めしたいと思います。

以上もちまして、新しい虫歯予防を足早に述べさせていただきました。



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Vol.70 歯ブラシ欠品、そして改良!!
2007/10/26
以前Vol.63でお伝えしたとおり、当院のメイン歯ブラシが交代しました。
しかし新しい歯ブラシが品切れ気味です。今のところ注文数入って来ておらず、入ってはすぐに売り切れてしまいます。もうスグ大量に入荷するはずなので、ファンの方には大変ご迷惑をおかけしておりますがもうしばらくお待ちください。
そして、その歯ブラシも今やちょっと当院で改良中です。改良ポイントはより毛先が細かいところに届くように、具体的には企業秘密です(笑) ホント、歯ブラシは私とてもこだわっています。まだ使われてない方は是非お試しください。
値段は特別高くも安くもありません、1本¥300です。何故か類似品は殆んど見かけません。それって特殊な歯ブラシで万人受けしないのでは?っと思うかもしれませんが、うちのスタッフはみんなこの歯ブラシのファンです。成人みんなにオススメしたい歯ブラシです。

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