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スタッフブログ
2010年度年末年始のお知らせ

~むろき歯科院年末年始のお知らせ~
誠に勝手ながら下記期間は休診させて頂きます。
2010年12月28日(火)午後~2011年1月3日(月)
1月4日(火)からは通常診療いたしております。
ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
たまプラーザ駅より徒歩3分 むろき歯科医院
支局の目:歳末版 等しく潤うために /秋田
「病院がなくなりでもすればみんな気づいてくれるのかもしれないが、患者のためにそんなことはできない。我々は地域医療を守るのに必死なんだということを分かってほしい」
3月に取材した厚生連雄勝中央病院(湯沢市)の中村正明院長の言葉だ。医師不足で勤務医に過重な負担が押し寄せ、診療科減で診療収入が減る悪循環。追い込まれた状況で現場の医療従事者がいかに歯を食いしばっているかを行政や県民に強く訴えていた。
JA秋田厚生連が今月県に提出した経営改善計画は湖東総合病院の存廃ばかりが議論になったが、深刻さは他病院も同じだ。消化器科医のいない由利や常勤の 精神科医不在の鹿角、医師充足率が約7割の北秋中央……。これは厚生連に経営補助すべきかといった議論を超え、秋田の中核医療をいかに維持するかという根 幹にかかわる問題だ。
医師確保が難しい中でも、雄勝病院のように地域医師会と連携したり、他病院との機能分担を図る病院もある。秋田周辺に集中する医師偏在の解消も欠かせない。不急の用で夜間救急を利用する「コンビニ受診」が病院に重い負担となっていることをもっと住民に伝える必要もある。
中村院長は「医師の均霑(きんてん)化を図るべきだ」と強調していた。均霑とは「生物が等しく雨露の恵みに潤うように、平等に利益を得ること」(広辞苑)。「雨露」を枯らさぬよう、県や議会にはいち早い議論をお願いしたい。
横浜市青葉区でインプラント治療なら青葉区インプラントセンターへ
3月に取材した厚生連雄勝中央病院(湯沢市)の中村正明院長の言葉だ。医師不足で勤務医に過重な負担が押し寄せ、診療科減で診療収入が減る悪循環。追い込まれた状況で現場の医療従事者がいかに歯を食いしばっているかを行政や県民に強く訴えていた。
JA秋田厚生連が今月県に提出した経営改善計画は湖東総合病院の存廃ばかりが議論になったが、深刻さは他病院も同じだ。消化器科医のいない由利や常勤の 精神科医不在の鹿角、医師充足率が約7割の北秋中央……。これは厚生連に経営補助すべきかといった議論を超え、秋田の中核医療をいかに維持するかという根 幹にかかわる問題だ。
医師確保が難しい中でも、雄勝病院のように地域医師会と連携したり、他病院との機能分担を図る病院もある。秋田周辺に集中する医師偏在の解消も欠かせない。不急の用で夜間救急を利用する「コンビニ受診」が病院に重い負担となっていることをもっと住民に伝える必要もある。
中村院長は「医師の均霑(きんてん)化を図るべきだ」と強調していた。均霑とは「生物が等しく雨露の恵みに潤うように、平等に利益を得ること」(広辞苑)。「雨露」を枯らさぬよう、県や議会にはいち早い議論をお願いしたい。
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東京株が年初来高値を更新 4カ月ぶり1万600円台
週明け28日の東京株式市場は後場に入って上げ幅を広げ、8月26日につけた終値ベースの年初来高値(10639円71銭)を上回る水準で取引されてい る。午後1時現在の日経平均株価は前週末終値比150円08銭高の10644円79銭、東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同9・ 73ポイント高の919・12。平均株価の10600円台回復も、ほぼ4カ月ぶり。
円相場が1ドル=91円台半ばと円高水準に歯止めがかかってきたことで、輸出企業の採算改善に期待感が高まり自動車株などが堅調。また朝方に経済産業省 が発表した11月の鉱工業生産指数が、速報値で9カ月連続のプラスとなったことで、「景気の回復基調が続いている」との見方から買い安心感が広がり、幅広 い銘柄が買われている。
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円相場が1ドル=91円台半ばと円高水準に歯止めがかかってきたことで、輸出企業の採算改善に期待感が高まり自動車株などが堅調。また朝方に経済産業省 が発表した11月の鉱工業生産指数が、速報値で9カ月連続のプラスとなったことで、「景気の回復基調が続いている」との見方から買い安心感が広がり、幅広 い銘柄が買われている。
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STOP覚醒剤蔓延...6割に迫る再犯率、撲滅へ教育徹底を
芸能人やプロスポーツ選手、教師、警察官…。今年は薬物事件が目立つ年だった。違法薬物をめぐる情勢は悪化の一途をたどっている。中でも薬物事犯の4分 の3を占める覚醒(かくせい)剤は密輸量が急増。ここ数年は、再犯率が6割に近づき、警察当局は「乱用流行の兆しがある」と警戒を強めている。覚醒剤の依 存性は強く、「地獄」とも表現される。なぜ再乱用が後を絶たないのか。乱用防止に向けた処方箋(せん)はあるのか。元関東信越厚生局麻薬取締部捜査1課 長、小林潔(きよし)氏(67)に聞いた。(加藤達也)
--警察庁の統計では、覚醒剤の再犯率は上昇を続け、今年1~6月は、57・9%になりました。なぜ再乱用が絶えないのでしょう
「私自身が取り調べた乱用者によれば、強烈な爽快(そうかい)感があるようです。覚醒剤の依存は、精神的なものと肉体的なものに分けられます。薬理作用 による爽快感、覚醒感や運動欲求の上昇、中枢神経において疲労感の消失が実感されるようです。こうした使用実感が脳に記憶され、繰り返し体内に取り込むこ とによってどんどん蓄積される。一度常習状態にはまり込むと、『また、使いたい』という欲求が生じ、これが抑えられないほどに強いのです」
--覚醒剤を使用すると、どのような状態になりますか
「個人差がありますが、一度に10~20ミリグラム程度の多量を摂取すると、急性中毒症状になります。頭がはっきりして病的な超覚醒状態で、何にでも関 心を示すようになり、関心の深さも増大する。運動感覚の増進が起きて、じっとしていられなくなり多動状態になる一方注意力は散漫に。さらに、何にでも気が 付いてしまうことから不安感が形成される。『覚醒夢』と呼ばれる状態です」
--幻覚などはその状態で見るのですか
「これは、かつて1日に約30ミリグラムを3日間、摂取し続けた乱用者のケースですが、夏の夜、室内につってあった蚊帳のすそが風になびいたのを見て、 蛇のアオダイショウが数匹もうごめいているように見えたり、枕元に巨大なガマ蛙がいるように錯覚し、耐え難い恐怖感にとりつかれたそうです。一時的にせ よ、大量に摂取すれば、急性中毒による精神障害が起きます」
--さらに乱用を続けると?
「慢性中毒です。摂取して数時間経過し、薬効が切れると、それまでの反動で一気に疲労感が出ます。倦怠(けんたい)感、ぼんやりとした気分、茫乎(ぼう こ)感ともいいますが、そんなものがない交ぜになった憂鬱(ゆううつ)な気分に襲われます。その結果、強度の不快状態から逃れたい一心と、覚醒剤を使った ときの爽快感が快感刺激となって思いだされ、使用欲求が抑えられなくなって、反復使用するうちに、統合失調症に類似した精神状態になります」
--乱用は、私生活を悲惨にし、最後は身の破滅につながりますね。恐ろしいことです
「その通りです。約20年前に摘発し、その後、完全に覚醒剤を絶った男性がいました。彼とはその後、信頼関係を築き、密売情報の協力者にもなってもらっ たのですが、当初、家宅捜索に踏み込んだとき、彼の妻が幼子を背中におんぶしていた。その子がわれわれをみて、『おじちゃん、これをやりにきたの?』と左 腕を突き出した。夫婦は自宅を密売所にして、覚醒剤を打たせてもいたのです。その男性が亡くなったときのことは忘れられない」
--どんな最期だったのですか
「覚醒剤の薬理作用で臓器の機能が極度に低下していました。連絡を受けて病院に見舞いに行ったときには、腹水で腹部がぱんぱんになっていたが、水抜きの 管と点滴で一時しのぎの状態でした。見舞った数日後に亡くなったのですが、火葬場で骨あげをしたとき、はしで挟むと骨がボロボロと砕けて粉になってしまう んです。覚醒剤の重度中毒になるとカルシウムの代謝異常から歯も骨も形を維持できなくなるんです」
--覚醒剤撲滅には何が必要だと考えますか
「まず、乱用防止教育です。小学校から大学にいたるまで徹底的に教え込む必要がある。小、中学生にはダミー(展示用の模造品)や資料写真などを示して、 摂取すると人間の精神と体にどんな害悪があるか、廃人となった場合の苦しみ、命を奪われかねないことの怖さを教える。そして、社会というものを理解できる 高校生、大学生には、体への害だけでなく、犯罪者となれば社会復帰が非常に難しいこと、人生を棒に振りかねないことを教える」
--しかし、それでも再乱用してしまう人もいます
「厳罰化も必要でしょう。また、その一方で、4割以上の人が立ち直っている事実にも目を向けたい。それには、立ち直りを手助けする周囲の協力が不可欠で す。家族の温かい愛情、行政の役割も大切になってきます。乱用者の社会復帰を支援する民間の取り組みもあります。覚醒剤による快楽感の記憶というのは、絶 対に脳から除去できないといわれています。使用をやめて30年たった人が、いまでもやりたくなるというのもざらにある。ただ、そこで踏みとどまらせるの は、周囲に必要とされ、愛されているという自覚ではないかと思うのです」
■繰り返す過ち、家族も地獄
覚醒剤(かくせいざい)をめぐる逮捕者は年間1万人以上。たった一度の使用が、本人だけでなく、家族も苦しみのどん底に突き落とす。昨年、息子(34)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された愛知県内の男性(63)は長期間、覚醒剤を乱用する息子と向き合ってきた。
男性の息子は昨年、同容疑で2度、逮捕された。1度目は5月。この時は初犯だったこともあり、懲役1年5月に執行猶予が付いた。だが、釈放後の7月、同じ罪で再び逮捕、起訴される。2度目で、2年9月の実刑判決を受け、現在服役中という。
男性の苦しみは実は、息子が逮捕される10年以上前から続いていた。
男性が息子に聞いたところ、息子は覚醒剤を20歳のころから使っていたと打ち明けたという。
「息子が20歳のころ、友達が沖縄で飲食店を開くことになったので、手伝いに行くと言い出した。約1年後、自宅に帰ってきたが、気分が優れないといって ふさぎ込むようになった。医者にもみてもらったが、一向に改善せず、次第に胸などが苦しいと言い出した。原因は不明でした」
精神疾患を疑った父親は保健所や病院に相談。薬物専門のクリニックで初めて「覚醒剤の薬理作用の可能性」との診断が出た。息子はクリニックの紹介で、乱 用からの脱却と自立を目指す薬物依存者の団体であるDARCへ入寮。そこで約9年、覚醒剤からの脱却を目指したが、結局逮捕されてしまった。
「乱用者は人をだましてでも摂取をこらえられない」。男性はそう話し、こう付け加えた。「息子は依存から抜け出せないかもしれない。しかし本人が、やっ てはいけないと理解し、自分の力でやめるまで、見守りつつ、突き放して暮らしていきます。覚醒剤を遮断する環境を与えてやりたい」
■監視強化、拡大を警戒…覚醒剤の押収量急増
警察庁によると、今年上半期(1~6月)に覚醒(かくせい)剤や大麻など薬物にからむ犯罪で検挙された者は7020人。違法薬物全体の検挙者は昨年同期 に比べ、7・8%減少したが、大麻は1446人で21・3%の大幅増加となった。手口では、種子を購入して自宅の押し入れなどで栽培していたケースが 127件と39・6%の大幅増となり、警察当局では今後さらに拡大する可能性があるとみて警戒を強めている。
一方、警察当局が「国内への流入圧力が高まりつつある」として監視強化に乗り出しているのが、覚醒剤だ。検挙者数は5384人と前年同期比で13・1% 減ったが、依然として薬物犯罪全体の4分の3以上を占める。特に、売買目的の所持などの営利犯の検挙者数は前年同期比で48・4%増の377人に上った。
今年10月までに、覚醒剤にからむ事件の検挙件数は前年同期比で2・4%減の1万3千35件、検挙者数は1・3%増の9481人といずれも横ばい状態だが、押収量は粉末で5・6倍の322・9キログラム。錠剤では、116倍の1万2799錠に上った。
■リハビリシステムの構築必要
薬物乱用は、犯罪であると同時に、常習乱用から抜け出すには精神面、肉体面での治療が必要な「病気」でもある。再乱用の防止には刑事処分後のケアが重要となってくる。
薬物捜査に長く携わった警察幹部も「肝心なのは、初犯で釈放された直後だ」と指摘する。現在、日本では薬物事件を起こして、釈放・出所した場合、ほとん どは単に「犯罪者」として扱われるのみで、薬物依存症から抜け出すための治療や教育、リハビリの環境を与えられることはない。
そうした場を与える民間団体に「DARC」がある。DARCは、自らも覚醒剤依存症だった近藤恒夫代表が昭和61年、カトリック教会の援助で東京都荒川 区に薬物依症者の社会復帰施設を設立したのが始まり。現在、中央組織として「日本DARC本部」があるほか、北海道から沖縄県まで計約40カ所を拠点に、 薬物依存者同士が話し合う方法で自分の過去を振り返り、薬を使わずに生きることの楽しさに自主的に気付かせ、社会復帰を目指しているという。
一方、海外では、DARCのようなリハビリ施設の充実に加え、刑事裁判の後、刑務所への服役か専門施設でのリハビリ(治療)かが選択できる制度を設けて いる国もある。再犯率の上昇の兆しがみられる日本でも、薬物依存者を「病気」ととらえ、司法による厳しい刑罰を科す一方で、リハビリのためのケアを与える システムの構築が求められている。
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--警察庁の統計では、覚醒剤の再犯率は上昇を続け、今年1~6月は、57・9%になりました。なぜ再乱用が絶えないのでしょう
「私自身が取り調べた乱用者によれば、強烈な爽快(そうかい)感があるようです。覚醒剤の依存は、精神的なものと肉体的なものに分けられます。薬理作用 による爽快感、覚醒感や運動欲求の上昇、中枢神経において疲労感の消失が実感されるようです。こうした使用実感が脳に記憶され、繰り返し体内に取り込むこ とによってどんどん蓄積される。一度常習状態にはまり込むと、『また、使いたい』という欲求が生じ、これが抑えられないほどに強いのです」
--覚醒剤を使用すると、どのような状態になりますか
「個人差がありますが、一度に10~20ミリグラム程度の多量を摂取すると、急性中毒症状になります。頭がはっきりして病的な超覚醒状態で、何にでも関 心を示すようになり、関心の深さも増大する。運動感覚の増進が起きて、じっとしていられなくなり多動状態になる一方注意力は散漫に。さらに、何にでも気が 付いてしまうことから不安感が形成される。『覚醒夢』と呼ばれる状態です」
--幻覚などはその状態で見るのですか
「これは、かつて1日に約30ミリグラムを3日間、摂取し続けた乱用者のケースですが、夏の夜、室内につってあった蚊帳のすそが風になびいたのを見て、 蛇のアオダイショウが数匹もうごめいているように見えたり、枕元に巨大なガマ蛙がいるように錯覚し、耐え難い恐怖感にとりつかれたそうです。一時的にせ よ、大量に摂取すれば、急性中毒による精神障害が起きます」
--さらに乱用を続けると?
「慢性中毒です。摂取して数時間経過し、薬効が切れると、それまでの反動で一気に疲労感が出ます。倦怠(けんたい)感、ぼんやりとした気分、茫乎(ぼう こ)感ともいいますが、そんなものがない交ぜになった憂鬱(ゆううつ)な気分に襲われます。その結果、強度の不快状態から逃れたい一心と、覚醒剤を使った ときの爽快感が快感刺激となって思いだされ、使用欲求が抑えられなくなって、反復使用するうちに、統合失調症に類似した精神状態になります」
--乱用は、私生活を悲惨にし、最後は身の破滅につながりますね。恐ろしいことです
「その通りです。約20年前に摘発し、その後、完全に覚醒剤を絶った男性がいました。彼とはその後、信頼関係を築き、密売情報の協力者にもなってもらっ たのですが、当初、家宅捜索に踏み込んだとき、彼の妻が幼子を背中におんぶしていた。その子がわれわれをみて、『おじちゃん、これをやりにきたの?』と左 腕を突き出した。夫婦は自宅を密売所にして、覚醒剤を打たせてもいたのです。その男性が亡くなったときのことは忘れられない」
--どんな最期だったのですか
「覚醒剤の薬理作用で臓器の機能が極度に低下していました。連絡を受けて病院に見舞いに行ったときには、腹水で腹部がぱんぱんになっていたが、水抜きの 管と点滴で一時しのぎの状態でした。見舞った数日後に亡くなったのですが、火葬場で骨あげをしたとき、はしで挟むと骨がボロボロと砕けて粉になってしまう んです。覚醒剤の重度中毒になるとカルシウムの代謝異常から歯も骨も形を維持できなくなるんです」
--覚醒剤撲滅には何が必要だと考えますか
「まず、乱用防止教育です。小学校から大学にいたるまで徹底的に教え込む必要がある。小、中学生にはダミー(展示用の模造品)や資料写真などを示して、 摂取すると人間の精神と体にどんな害悪があるか、廃人となった場合の苦しみ、命を奪われかねないことの怖さを教える。そして、社会というものを理解できる 高校生、大学生には、体への害だけでなく、犯罪者となれば社会復帰が非常に難しいこと、人生を棒に振りかねないことを教える」
--しかし、それでも再乱用してしまう人もいます
「厳罰化も必要でしょう。また、その一方で、4割以上の人が立ち直っている事実にも目を向けたい。それには、立ち直りを手助けする周囲の協力が不可欠で す。家族の温かい愛情、行政の役割も大切になってきます。乱用者の社会復帰を支援する民間の取り組みもあります。覚醒剤による快楽感の記憶というのは、絶 対に脳から除去できないといわれています。使用をやめて30年たった人が、いまでもやりたくなるというのもざらにある。ただ、そこで踏みとどまらせるの は、周囲に必要とされ、愛されているという自覚ではないかと思うのです」
■繰り返す過ち、家族も地獄
覚醒剤(かくせいざい)をめぐる逮捕者は年間1万人以上。たった一度の使用が、本人だけでなく、家族も苦しみのどん底に突き落とす。昨年、息子(34)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された愛知県内の男性(63)は長期間、覚醒剤を乱用する息子と向き合ってきた。
男性の息子は昨年、同容疑で2度、逮捕された。1度目は5月。この時は初犯だったこともあり、懲役1年5月に執行猶予が付いた。だが、釈放後の7月、同じ罪で再び逮捕、起訴される。2度目で、2年9月の実刑判決を受け、現在服役中という。
男性の苦しみは実は、息子が逮捕される10年以上前から続いていた。
男性が息子に聞いたところ、息子は覚醒剤を20歳のころから使っていたと打ち明けたという。
「息子が20歳のころ、友達が沖縄で飲食店を開くことになったので、手伝いに行くと言い出した。約1年後、自宅に帰ってきたが、気分が優れないといって ふさぎ込むようになった。医者にもみてもらったが、一向に改善せず、次第に胸などが苦しいと言い出した。原因は不明でした」
精神疾患を疑った父親は保健所や病院に相談。薬物専門のクリニックで初めて「覚醒剤の薬理作用の可能性」との診断が出た。息子はクリニックの紹介で、乱 用からの脱却と自立を目指す薬物依存者の団体であるDARCへ入寮。そこで約9年、覚醒剤からの脱却を目指したが、結局逮捕されてしまった。
「乱用者は人をだましてでも摂取をこらえられない」。男性はそう話し、こう付け加えた。「息子は依存から抜け出せないかもしれない。しかし本人が、やっ てはいけないと理解し、自分の力でやめるまで、見守りつつ、突き放して暮らしていきます。覚醒剤を遮断する環境を与えてやりたい」
■監視強化、拡大を警戒…覚醒剤の押収量急増
警察庁によると、今年上半期(1~6月)に覚醒(かくせい)剤や大麻など薬物にからむ犯罪で検挙された者は7020人。違法薬物全体の検挙者は昨年同期 に比べ、7・8%減少したが、大麻は1446人で21・3%の大幅増加となった。手口では、種子を購入して自宅の押し入れなどで栽培していたケースが 127件と39・6%の大幅増となり、警察当局では今後さらに拡大する可能性があるとみて警戒を強めている。
一方、警察当局が「国内への流入圧力が高まりつつある」として監視強化に乗り出しているのが、覚醒剤だ。検挙者数は5384人と前年同期比で13・1% 減ったが、依然として薬物犯罪全体の4分の3以上を占める。特に、売買目的の所持などの営利犯の検挙者数は前年同期比で48・4%増の377人に上った。
今年10月までに、覚醒剤にからむ事件の検挙件数は前年同期比で2・4%減の1万3千35件、検挙者数は1・3%増の9481人といずれも横ばい状態だが、押収量は粉末で5・6倍の322・9キログラム。錠剤では、116倍の1万2799錠に上った。
■リハビリシステムの構築必要
薬物乱用は、犯罪であると同時に、常習乱用から抜け出すには精神面、肉体面での治療が必要な「病気」でもある。再乱用の防止には刑事処分後のケアが重要となってくる。
薬物捜査に長く携わった警察幹部も「肝心なのは、初犯で釈放された直後だ」と指摘する。現在、日本では薬物事件を起こして、釈放・出所した場合、ほとん どは単に「犯罪者」として扱われるのみで、薬物依存症から抜け出すための治療や教育、リハビリの環境を与えられることはない。
そうした場を与える民間団体に「DARC」がある。DARCは、自らも覚醒剤依存症だった近藤恒夫代表が昭和61年、カトリック教会の援助で東京都荒川 区に薬物依症者の社会復帰施設を設立したのが始まり。現在、中央組織として「日本DARC本部」があるほか、北海道から沖縄県まで計約40カ所を拠点に、 薬物依存者同士が話し合う方法で自分の過去を振り返り、薬を使わずに生きることの楽しさに自主的に気付かせ、社会復帰を目指しているという。
一方、海外では、DARCのようなリハビリ施設の充実に加え、刑事裁判の後、刑務所への服役か専門施設でのリハビリ(治療)かが選択できる制度を設けて いる国もある。再犯率の上昇の兆しがみられる日本でも、薬物依存者を「病気」ととらえ、司法による厳しい刑罰を科す一方で、リハビリのためのケアを与える システムの構築が求められている。
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土井が"V9クラッチ"で王座防衛、B×Bハルクが名乗り=DRAGON GATE
DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY」が25日、福岡・博多スターレーンで2550人の超満員の中で開催され、第10代王者の土井成樹に横須賀享が挑戦した「オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合」が行われた。
これまで、必殺技である「マスキュラーボム」で、金本浩二、CIMAらを相手に防衛を重ねてきた土井だったが、今回の挑戦者である横須賀は、その「マス キュラーボム」を攻略し徹底防御。持ち前のテクニック&パワーで王者を追い詰めるも、最後は土井が一瞬のスキを突いた逆転の“V9クラッチ”で丸め込み、 同王座V6を達成した。この記録は、CIMAが第6代王者時代に築いた防衛回数に肩を並べる形となった。
試合後、土井の「最強の王者として、今後も誰の挑戦でも受けていく」というアピールに対し、なんと同ユニットのB×Bハルクが名乗り。6月に行われた吉 野正人戦に続き、盟友同士となるタイトルマッチは、秋のビッグマッチ「THE GATE OF DESTINY 2009」(11月23日、大阪府立体育 会館大会)で行われることが決定した。土井は同王座の防衛記録となるV7戦へ臨む。
また、土井は「もうCIMA、望月成晃、ドン・フジイといったベテランたちの出る幕じゃない。これからは若いオレたちの時代」ともアピール。これに対 し、リングサイドでテレビ放送のゲスト解説をつとめていたCIMAは怒り心頭。すぐさまリングに上がり土井と視殺戦を繰り広げ、さらにこれを控室で聞いて いた望月もフジイとともにヤングパワーに対して応戦する構えを見せた。この結果、「DRAGON GATE」マットでの世代闘争の幕開けを予感させること となった。
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これまで、必殺技である「マスキュラーボム」で、金本浩二、CIMAらを相手に防衛を重ねてきた土井だったが、今回の挑戦者である横須賀は、その「マス キュラーボム」を攻略し徹底防御。持ち前のテクニック&パワーで王者を追い詰めるも、最後は土井が一瞬のスキを突いた逆転の“V9クラッチ”で丸め込み、 同王座V6を達成した。この記録は、CIMAが第6代王者時代に築いた防衛回数に肩を並べる形となった。
試合後、土井の「最強の王者として、今後も誰の挑戦でも受けていく」というアピールに対し、なんと同ユニットのB×Bハルクが名乗り。6月に行われた吉 野正人戦に続き、盟友同士となるタイトルマッチは、秋のビッグマッチ「THE GATE OF DESTINY 2009」(11月23日、大阪府立体育 会館大会)で行われることが決定した。土井は同王座の防衛記録となるV7戦へ臨む。
また、土井は「もうCIMA、望月成晃、ドン・フジイといったベテランたちの出る幕じゃない。これからは若いオレたちの時代」ともアピール。これに対 し、リングサイドでテレビ放送のゲスト解説をつとめていたCIMAは怒り心頭。すぐさまリングに上がり土井と視殺戦を繰り広げ、さらにこれを控室で聞いて いた望月もフジイとともにヤングパワーに対して応戦する構えを見せた。この結果、「DRAGON GATE」マットでの世代闘争の幕開けを予感させること となった。
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